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おすすめの本紹介②(小島先生)

こんにちは、アルエット講師の小島です。

猛暑が続いた夏も終わり、肌寒い季節になってきましたね。

秋は「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」と言われるように様々な物事が捗る季節と言われています。アルエットの皆さんには勉強だけでなく、部活動や自分の趣味などにも是非是非力を入れて取り組んでほしいと思っています。

今回のブログでは「読書の秋」にちなんで、「勉強や部活動の合間に読めるおすすめの本」を紹介したいと思います。

『古典部シリーズ』(著:米澤穂信)

文化系部活動が活発な進学校・神山高校の「古典部」という廃部寸前の部活に入部した主人公・折木奉太郎が、学校生活に潜む謎に挑む「日常系ミステリー小説」のシリーズものです。2020年10月現在、6巻まで刊行されてます。

この作品の魅力は、「ミステリー小説なのに殺人事件が一切起きない」というところです。人が死ぬ物語が苦手でミステリー小説に触れたことがない方に是非ともオススメしたい作品です。ミステリー小説で肝となるトリックもかなり面白く、話のテンポも良いため物語に惹き込まれてしまいます。

登場する人物はクセが強い性格の持ち主ばかりです。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする省エネ主義者の主人公奉太郎と、「一度興味を惹かれてしまうと、好奇心の権化になってしまう」ヒロインの千反田(ちたんだ)えるのやり取りに、読みながらニヤニヤしてしまうこと間違いナシ!

以上、「読書の秋~オススメの本紹介第二弾~」でした。

興味をもってくれた方は『古典部シリーズ』を是非とも読んでみてくださいね!